2008年6月16日
第4回テストフライト
先週に引き続き、今週も日曜早朝にTFを行いました。
いつもどおり3時から組み立てを開始、明るくなるのを待って回転試験ピッチ調整。
滑走試験とジャンプを2‐3本ののち、テストフライト1本目・・・。
今回は高度を2m位まで上げましたが、100mほど飛んだところで「ベキッ」と嫌な音が・・・
機体は見る見るうちにきつめの角度で着地。無事かと思いきやキングポストの接着が根元から外れていました。
当初、落ちたキングポストに唖然としていましたが、写真判定から、原因は飛行中に左最外(D)翼のリブ接着が全て外れて翼が前方に回転してしまったためと断定されました。これにより主翼全体に前向きに回転する力が発生し、中心翼の主桁とリアスパを固定するステーが外れ、これに伴ってリブも粉砕。ランディングワイヤは引っ張られてキングポストがなぎ倒された揚句、ワイヤの付け根が破断して外れたワイヤが外(C)翼を破壊。
時間は朝6時。わずか1本目で撤収。ご飯を食べて全力で復旧を開始します。
まず最外翼は度重なるクラッシュのせいでボロボロだったので、この際左右いっぺんに作り直します。桁を接着のみやすって対応します。
来週は大阪観光のため久しぶりに休みにしようと思っていましたが、やすめなくなったのは、言うまでもありません。
並。
設計的見解
今回のクラッシュ(中破)について。
上記にもあるとおりの結果です。
クラッシュの直接的原因は最外翼のリブ接着が剥がれ大幅にねじり下がったことによる翼及び桁の捩れです。
後ろから見ていた感想は機体がダイバージェンスを起こしたような格好でした。
(捻じれからの急降下は怖かった・・・)
琵琶湖でオーバースピードになった機体が湖面に頭から突っ込むアレです。
桁が通常と逆方向に撓むことによってランディングワイヤが破損しました。
ちなみに中央翼の角度調整具の部分の破損はもうちょっと捩れていたらCTのクラッシュのようになっていたのは間違いありません・・・
このクラッシュの根本的な原因はいわゆる「手抜き」です。
当チームでは一回のクラッシュを含め数回翼端を地面に擦っています。
そのたびに補修をしてきたわけですが、リブを再接着するだけの補修としていました。
毎TF翼端に不安を抱えていたわけですがついにこういう事態となってしまいました。
人数が少ないとはいえ原因のあるこのようなクラッシュはチームが一歩成長するいいきっかけと
データとなったと思います。
補修自体は現在5割程度終了しています。
(12時間連続補修お疲れ様です。)
来週には直るでしょう。
不安材料だけではありません。
今回のTFにて確認できた事項も多数あります。
まず桁の捻じれ強度に問題が無いことが確認できました。
ハードランディングはしましたが主桁、副桁フランジ損傷はありませんでした。
尾翼電装の改良と舵角調節及び重心、ニュートラルの最適位置を確認できました。
プロペラピッチが今回はちょっと浅かったです(上昇時プロペラ回転数165rpm、設計値140rpm)
上半角を若干減らしました。(横安定に問題は無かった模様です)
今後の予定ですが。
校内TFを一回程度行って大利根あたりで最終仕上げをした後
7月第一週で完全に調節したいと考えています。
今回クラッシュしたもののその前の100メートル程度の飛行は安定していましたし
ピッチ安定の不安も解消されたものでした。
その前のTFで200メートルは余裕でしたし。
琵琶湖前に大利根飛び切って勢いをつけたいものですね。
by設計
投稿者 toriken : 01:04 | 活動